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主目次

  緊急対応は

重点対処内容

  参院で否決されたからといって可決した衆院を解散するなんて訳の分からない不条理な事態ですが、統制支配にのみ組織原則をかざしての一連の独裁的行動で支持率が上がるというのはヒトラー出現前夜=ワイマール体制下のドイツを彷彿させるものがあり、大変不気味な状況です.党組織としてまともな討論もなく不一致のままの悪法強行突破にたいしては異議申立て者が現れて当然ですが、それ(決定に組織原則違反があること)を省みることなく「組織原則」で処分するとは!
  直ちに宣伝戦が必要ですが、しかしながら選挙公示になると猿ぐつわの公選法の禁止規定で政策を訴える手段が極限されて誘導されたされた世論が優ってしまうので、たった今からが稼ぎ時.土曜日曜、或いは宵闇毎の宣伝行動に向けて緊急の点検・整備内容を洗っておきます.

  この間の経験則として、不具合原因として圧倒的に多いのが汚損・緩みなどによる接触不良、次いで荒い扱いや振動でのワイヤーの折損し掛かりと、カシメ配線・ジョイントの緩み.経年で細るフューズの点検交換程度でした.初回全数点検修理時にこそ散見された製造工程での不良と部品選択や高域・超低域発振など回路調整不適切の修理にはそれなりの専門的な知識・技術力が必要でしたが、それ以降の機種には発生して居らず、その後の製造品質が格段に上がっている模様ですから、多くの場合は詳細の修理マニュアルは不要で「日常整備点検マニュアル」で足りることになります。(また、たとえ銘板を削っただけであってもアンプ前段・中段にカスタムICを導入した製品は修理が困難化しています)
  しかし、即座には作れませんので、取り合えずここに関連項目のINDEXを作っておきます。

<参考>:簡単な点検・整備で多くは支障なし!

[コメント] : 遠隔地への転居で細かな面倒を見られなくなり、最低限の事前点検調整として作業整理が必要となった。

 そこで、全接触部の清拭と接点復活剤の塗布、増し締め、半田上げをすることにした。
 撚り線のカシメ端子接続が最も簡単に緩んで接触不良になっているので重点的に増し締め半田上げを行った。次いで専用ケーブルを一旦切断して端子接続としていた部分の清拭が重要。雨水で汚損・腐食している場合が多い。
 ケーブル折損テスト、ジャックとプラグの清拭、フューズの点検(経年で細くなって切れることがある)、ガリオーム等アンプ部点検とスピーカ位相テスト、エンジンキー連動配線部清拭・再接続、運行テストを事前に済ませておいた。
 公示直後と、中盤で動作点検に宣伝カーを追ったが、今回は全く問題なしで済んだ。スピーチが聞こえる範囲が狭い問題は、スピーカの指向性が強すぎるための模様。4個のスピーカの向きで微調整して貰うか若干広い新型に買い換えて貰うほかない。

2005/08/10 01:00 WED.

出力コネクター入手不能か?!   <miyama_2P>

 車載アンプ接続の簡便化に出力ターミナルのメタルコンセント化を図ってきたのだが、サンプルを持参した肝心のミヤマパーツ製2Pメタルコンセントが製造中止で秋葉原でも入手なことが判明!
 製造中止の理由は数年前の工場火災で成型金型が壊れて修理不能につき生産を打ち切ったとのことで、火災事故後商社などで流通在庫の争奪戦が行われて在庫しているところはまずないとのこと。残るはメーカーが通産省の指示で電機製品の修理部品在庫として7年間分の在庫を持っているはずだから、ケーブル(プラグ)側は入手できるが、故障ではないコンセント側をメンテなど必要に応じて分けてもらえるかどうかだ。販社は新品に買い換えさせたくて拒否するだろうし、工場がダメだと丸ごと他製品に交換するしかなくなる。1アンプ2箇所4組をほぼ統一できたというのに、困ったものだ。
[ 持参したサンプルは充電器用2Pメタルコネクターで、スピーカー用とはピン寸法が違うことが判明!助かった!影響範囲が現用1組と、それに合わせて作った調整ジグ2組だけで済みそう!メタルコネクターにはDINの様な統一規格がない様で、同一外形で4〜5種ある様だ。誤挿入防止で異形が増えるのは判るがメーカーどころか金型が転けただけで代わりがない体制は困る。(07/01/24)]

 もっとも折角用意したコンセント側を外して散逸させたのがあるから、結局ダメなのかも知れない。
 実は、リモートコントロール部のコネクターがアンプ機種に拠り4種類あり※、古い型のアンプには互換品がないのに関係ケーブルが総て散逸・廃棄されて利用不能だったが、1アンプ1箇所1組だから旧型アンプには入手可能なコネクターに交換して、ケーブルを組み上げて内部の主リレーを制御できるようにしていた。これも新型機は日本には製造業者がなく入手できないmini DIN−10Pなどという恐ろしいコネクターを採用していて、うっかり踏んで折損させたらメーカー純正品で数千円も飛び、7年を経て補修部品が業者になくなったらフィールドでは手に負えず修理不能でアウトだ。統一地方選2〜3回で終わり。これなどユーザーでのメンテを考えて制御線と信号線を分けて標準品で構成して貰いたいものだ。mini DIN-10Pの取り付け構造を見ると、マイクコントロールアンプではmini DIN-10Pを配線中継用小プリント基板に直付けしてここからリード線をハンダ付けして主基板とつないでいて、コネクター自体は何でも使える構造だから、旧コネクターを増設改造して旧アンプを駆動した例もある。See→実例
 これはUNIPEX製に限らず松下通信製でも標準品にキー溝を付けた専用コネクターを使っていて同様の問題がある。入手不能の特殊専用品で縛り丸毎買い換えさせる、儲かればよい方針はゴメンだ。4年毎の戦場状態で、完璧な管理は無理と諦めて、事前準備を図るしかないのだろうか。

 内部の回路部品の不良とか発振とかの派手な故障が起こらなくなったから、その分は大いに楽になった。故障頻発だった電源のケミコンには抵抗を介して充電してから接続するなどの構成上の工夫が効いているのだろう。外からは見えない看板裏に雨ざらしの接続端子があって本番中に接触不良で音が出ないとか思いも拠らない見落とし箇所でトラブルが出る!
 接続のコネクター化はこの場合も大変有効で、停車から演説開始までの約1分の間にスペアのケーブルを接続し、不具合ケーブルはそのまま放置で応急措置は済んだ。
 終了後に不良ケーブルを回収したが、不具合の原因は屋上看板内部に専用ケーブルを途中で切断して接続端子を設けていてこれが接触不良となったため。「専用ケーブル」を途中で、しかも見えない、容易に引き出せない箇所で切ってはいけない。標準の専用ケーブル化したから一瞬でスペアーに交換できた訳で、それをちょん切って接続したら地雷を埋めるようなものだ。
 共通の専用ケーブル化は整備の方向としては妥当ということだ。設置のマニュアルに「雨ざらし箇所の接続端子厳禁」を加えよう。

慣らし運転で収まるノイズ

 4年も放置したアンプは、ザ〜〜〜〜〜とかVRを回す毎にバリバリという酷い雑音に悩まされることがある。それが電解コンデンサーの劣化の場合は半日〜1日スイッチを入れっぱなしで放置すれば収まることが多い。それで様子を見てから修理に掛かる方が楽だから、前日電源を入れて放置してから点検に掛かるとよい。このとき、入力が接地されないアンプは入力のケミコンに電圧が加わらず化成回復しないので、入力ジャックにマイクを挿して電源を入れて置くこと。

 VRの雑音は摺動面への塵埃付着や酸化が主の模様で、VRを繰り返しフルに回しているうちに収まるものも多い。それで治らなければ、プラスチック部を全部外してからごく少量の摺動接点復活剤をVRの中に吹き込んで回せば大抵は治る。復活剤がプラスチック部に掛かると半年〜1年でボロボロになるから「接点復活剤使用厳禁!」というのも妥当だし、最低限プラスチック部を外すのは厳守だ。普通の可変抵抗器ならケースに隙間がありそこにノズルを差し込んで少量噴射すれば後の破損を抑えられる。密閉型の通信型VRでは開けるのに苦労するが、交換前にケース後側に穴を開けて復活剤を注入しても良い。
 それでダメならVR交換だが、毎日使う拡声装置以外では交換が必要なほど摩耗することはない。
携帯電波障害防止対策
 2分割式のフェライトビーズをケーブルのプラグ側(アンプ入力寄り)に嵌めるとかなり電波障害を避けられる
 VR=0でも電波障害がある場合は(2).コントロール・アンプと主アンプ間ケーブルの主アンプ寄り、次いでスピーカや電源ケーブルのアンプ寄りに取り付けて様子をみる。
 さらに障害が起こる場合は、携帯電話使用禁止で切り抜ける。静電シールド設置(アルミフォイル可)や金属ケースにアース線接続で解決できる場合もあるが、通風不良に拠る過熱で機器が破損する可能性もあり、強発熱箇所など状況の判らないままの改造は避けるべきだ。特に本番中の改造は厳禁。(商品名 Digital Noise Absorber 等)

安いフェライトビーズ見つからず!

 携帯電話のアンプ妨害防止用に配線に噛ますフェライトビーズを探したのだが、今回は百円台とかの出物は発見できなくて、\230.〜\260./個しか見つからなかった。宣伝カー一両でマイク2本分2個〜6個だから候補者数+αの準備で結構な金額になる。それでもオーディオ店で買えば\500.〜\600余/個だからかなり安上がりではある。

 私自身は廃棄品の1970年松下通信製のPana Amp 25S(25W出力)+開口経600mmの折返しホーンスピーカを応急修理で騙し騙し使っているが、携帯固定局に近づくとかなり混信し、フェライトビーズをマイクケーブルだけでなく、電源配線と、スピーカーケーブルに取り付け、更にスピーカー金属ケースとアンプケースを接地線で結んで妨害を防いでいる。
 耐電波特性の悪い36年前の製品を使っていることが先ず問題だが、現製品でも時折電波障害が発生するから、携帯局の出力はかなり大きいようだ。マイクに入力トランスを使って平衡配線にしている高級機種なら、そんな条件でも有効な電波障害対策もきちんとしておいてもらいたいものだ。
 最近は新型の75W×2型が主流になったが、出力差は6倍≒7.77デシベル[dB]だから人の感覚の分解能3[dB]に比べて若干の差で、たまに色は塗り直してるし、まだまだ使用に耐える水準なのだが、良く見るとあまりの古色蒼然に恐れを成し私以外誰も使おうとしない。アンプか新しいからといって音が変わる訳じゃなく、「究極の省エネ」とでも言って売りにする手もあるのに、新品を作るのにどれだけのエネルギーが要ると思ってるんだ(w
(1974年製はまだ現役だし、同年代のアンプを数台スペアとして整備してあって、本番用を他に貸し出してまだ戻ってこないなんて場合にピンチヒッターを果たしてはいて、万一本番中に突然故障しても30分もあればアンプを載せ替えられるが)
2007/01/21 01:00 SUN.

イグニッションキー連動への配慮を!

※ アンプのイグニッションキー連動はバッテリー上がり防止には必須だが、私が見たところリモート回路にこの配慮をしているパワーアンプは皆無であり、設置工事屋がアンプ電源に自動車用パワーリレーを挿入してイグニッション連動を実現している。アンプのリモート回路は電源投入優先だから主スイッチをONにされると、リモートに無関係にONになってしまう。大容量アンプではそのまま数日放置するとバッテリーが上がって始動できなくなってしまうことがある。内部機構としてはパワーリレーで制御しているのだから、ショート・バーやDIP−SWでのモード切替部を設けて電源制御にイグニッション・ステータスを取り込めるようにして貰いたいものだ。その接続図・設定図は表面を保護してケースに貼っておいて貰いたい。ほとんどが捨てられるマニュアル記載では意味がない。
 NISSAN車ではシガレット・ライター・コンセントによるイグニッションステータス取り出しが推奨されている。出力60W以下のアンプならここから給電して差し支えない。
2007/01/28 01:00 SUN.